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エコなくらし

チルチンびと73号「花と緑と暮らす」そして「脱原発のために自然エネルギー住宅」

2012年9月18日

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チルチンびと73号は、「花と緑と暮らす」そして「脱原発のために自然エネルギー住宅」がテーマです。

 

本誌では、ため息のでるような素敵なお住まいが沢山掲載されていますが、その中で「樹木と菜園のあるエコな家」も掲載して頂きました。

天音堂のすまいづくりのコンセプトはまさにこのテーマ、どんぴしゃです。

 

天然志向の無垢の木をきちんと使い、風通しを大切に、
温熱環境は、パッシブソーラーやペレットストーブ。

樹木を活かし、農薬や化学肥料を使わない菜園。

自然に添った、ゆるっとした住まいづくりを取材して頂きました。

 

本誌をご希望の方は、先着20名の方に本誌を進呈いたしますので、こちらまでお問い合わせください。

 

info★reformlab.jp

お手数ですが、★のマークを@マークに変えてお送りください。

 

オーガニックカフェ LARUNA 渋谷区上原

2012年9月18日

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 昨日は、無垢の杉をご縁に、内装のお手伝いをさせて頂いた渋谷区上原のLARUNAさんのプレオープンにお邪魔してきました。

1階はカフェ。

エントランスを入ると、樹齢100年を超える尾鷲香杉の存在感のあるメインテーブルがお迎えしてくれます。

 

シェフをはじめ、気持ちの良いスタッフ。

こだわりの自然農や有機のお野菜やハーブのお料理が彩りよく並んでいます。

お料理は素材を活かしシンプルながら、メリハリがあり、丁寧につくられています。

 

オーナーの理佳子さんは、素材や若い人の力を大切にする素敵な女性で、月やオーガニックの話になると止まりません。

 

2階は天竜・天然乾燥の杉のフローリングのフリースペースで、ヨガなどのセッションをされる予定だそうですが、オープンにむけ、毎日深夜まで泊まり込みの作業だったそうですが、この杉のフローリングでぐっすり眠ることができ、すこぶる快調だったとのことです。

女性一人でも入りやすい、フレンドリーで気持ち良く、
そして体の中からいのちを満たしてくれる、素敵なカフェです。

 

お近くの方は、一度是非!

 ホームページはこちら

http://laruna.org/top

 

ビオトープ完成!

2012年7月26日

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念願のビオトープをつくりました。

水辺の植物は控えめで見るだけでも涼しげ。

水連やハス。こうほね・白鷺かやつり・トクサ。姫ほたるい・イグサ

ちょっと存在感のあるのが、赤軸のカンナ。

そして、蚊のたまごを食べてもらうために、めだかを10匹から。

水は井戸の水をひきました。いずれは雨水がここに入るようにできるといいなぁ。
 

長老を囲む会・本物の調味料・鰹節タイコウさんをお迎えしました

2012年7月25日

 今回の長老を囲む会は本物の調味料・築地の鰹節屋タイコウの稲葉さんをお迎えしました。

 

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子供のころは、削れない鰹けずりで鰹節でを削ったものですが、

今回、本物の鰹節を本物の鰹節削りで削り、ひいただし汁をいただくのは、初めての経験でした。

 

みなさんに、この違いをお伝えできないのが残念なほど、このだしは上品で、奥深く、味わい深いのです。

 

稲葉さんの夢は「かつぶし屋として死ぬこと。」だそうです。

今の時代、死ぬまで「かつぶし屋でいられるかどうか、わからない。

日本の誇るべき伝統技術の集大成の鰹節文化は、日本の木造建築文化と同じように絶滅危惧種ということでしょうか・・・

 今の時代、便利で手軽な化学調味料でも、十分美味しいだし汁があっという間にできます。

それが当たり前になった今、鰹節を吟味し、削り器で削って、出汁をひく。

そんな手間をかけるのは、味で勝負をする料理屋さんと、安全や本物にこだわる一部の人だけになっているのでしょう。

 

本来の出汁のうまみ成分「イノシン酸」は、残念ながら大量生産・効率化された現代の製法からは得られないそうです。

現実的には、私たちの口に入るのは、化学的に合成されたもや、それ風のものなのでした。

 

昔ながらの伝統の一本釣り。 

想像をこえる手間・熟練の感と技術。

 

それらの日本の誇るべき食文化のある意味頂点にあるのが鰹節なのかもしれません。

 そして鰹節は、やっぱり発酵食品なのです!

日本の出汁は、世界から「SUSHI」や「BONSAI」と同じように「DASHI」として認知・評価される日本の誇るべき食文化だそうですが、残念なことに311以降日本の食材は世界から快くは受け入れてもらえなくなりました。

たいこうさんも、そのためフランスへ進出の機会が難しくなったそうです。
 

日本の文化。私たちは少なくとも自分の世代で途絶えさせてはいけない。

 美味しいものをいただいた一方で、そんなせつない気持ちになりました。

 

 

 

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『長老を囲む会』第五章 第4話 「本物の調味料」築地タイコウさん編

2012年7月12日

 『長老を囲む会』第五章 第4話 は「本物の調味料」のお話です。

日本古来の調味料、一本釣本枯節の鰹節から採る本物の「おいしい」とともに安心、安全な調味料について、江戸時代から鰹節を扱っていらっしゃる築地の『タイコウ』さんからお話を伺います。

鰹節を削って出汁を取る体験、鰹節の部位による味の違いや、その組み合わせによる相乗効果、出汁と料理の相性などのお話を聴きます。
そして最後は、「おいしい」鰹節と昆布の出汁を使ったお料理を囲んで意見交換やシェアをしたいと思っています。

*日時:7月22日  14;00 〜 17:000終了予定
*場所:ラボスタジオ 世田谷区三軒茶屋1-21-12
     小川ビル302号
      三軒茶屋駅から246を玉川方面に進み、世田谷郵便局の246を挟んで
      向かい側。三軒茶屋病院の一つ先です。
*地図:http://goo.gl/maps/EA26
*参加費:4,000円(3歳以上のお子様500円)
*持ち物:普段使っている調味料を何か。エプロン。筆記用具。500mlくらいが入る水筒またはペットボトル(出汁をお持ち帰りします。)

イベント詳細

《体験》
* 削り節の違い
* 鰹節を削る、鰹節1本で5種類の出汁
* 出汁のとり方
* 組合わせの違いによる相乗効果
* 同じ素材、同じ分量なのに味わいを変える出汁味
* 出汁と料理の相性
《実験》
* 各自が普段使っている調味料を持参いただき、本物の調味料との味比べ

内容や順番を変更することもありますのでご了承ください

*長老を囲む会って?!*
丁寧な暮らし、オーガニックな衣・食・住をゆるく出来る範囲で。そして楽しく続けられたら。

長老というのは、年を重ねた方って意味でなくて、ここでは、
様々な分野で先人の知恵を引き継いで、誠実で真摯な活動をしている方々のこと。

長老を囲む会は、そのような方を囲み、
気持ちの良い空間でゆったりと、未来の子供たちのため、自然との調和やいのちの循環にこころを寄せる機会です。

*活動実績*
1〜2ヶ月に一度、身体に優しいお野菜を使ったお料理をお出し、和やかな雰囲気の中でお話を聞いたり、手作りを楽しんでいます。

お味噌づくり
簡単納豆づくり
こんにゃくづくり
ロー・フード
田植え・稲刈り
木のお話を聴く会
オーガニック・カフェ
など。

「木の家の贈り物 大森山王の家、 これだけの快適」

2012年7月2日

 

 

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チルチンびと広場に、大森山王のお住まいを掲載していただきました。

都心ながら緑が気持ちの良い、多彩で、豊かな建て主さまのくらしの様子をご紹介して頂いています。

記事はこちらから↓

「木の家の贈り物 大森山王の家、 これだけの快適」

 

「帰るのが楽しみな家」 リフォーム完成しました

2012年6月12日

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今年のお正月明けにお目にかかった中野のお客さまのお住まいのリフォームが完成いたしました。 

 

「寒い・暗い・トイレに行くのが怖い・家がゆれる・家事がしにくい。」

 

築40年のお住まいには、居住性や利便性の不満、そして地震への不安など、さまざまな問題がありました。

 

これらの問題を解消しつつ、これからの4年~50年住んでいくこの家を

「帰るのが楽しみな家」 にしたい。

 

明確な問題意識と目標をもっていらっしゃるお施主さまと、

間取り・収納や動線・色や収まりの一つ一つを粘り強く吟味し、長い歳月を経て傷んでしまった
構造をきちんと直し、出来上がったすまいは、
想い描いた以上・・・にすてきなお住まいとなりました。

今回も

きさくで、すてきなお施主さまとの住まいの再生は、私たちにとっても、とても楽しい時間となりました。

こころより感謝!

その他の写真はこちらより

 

 

 

小川町・しもざと有機野菜塾

2012年5月15日

 

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昨年春、長老を囲む会の味噌作りでお世話になった有井さんが講師をされる、埼玉県小川町のしもざと農場の有機野菜塾に参加してきました。

しもざと農場は、日本の有機農業の第一人者といわれる金子美登さんが主催する農場です。

 午前は金子さんの座学。

 日に焼けた精悍な面立ちの中にも、笑顔が優しい金子さんのお話は、全て自らの経験から語られる説得力のあるものでした。

生涯権力と闘い続けらた正義の人、田中正造さんやハイデッガーにも触れられました。

 

戦後、軍事産業の技術が化学肥料や農薬という分野に転化し、命を育むはずの農業そのものが、生態系を壊し、循環を断ち切った農業ビジネスになったこと。

そんな中で、JAS規格や、有機マーケット・流通というビジネス化している有機の世界とは一線を画す、本物の有機を実践されているのが金子さんの活動は、30年間の継続の結果、しもざとの地域が動いたそうです。

 本物の有機は、

 安全で、美味しい!

 そして命の循環を実現するものです。

 しもざとの里は、桃源郷のように、本当に本当に美しい里です。
地域に根ざす金子さんの取り組みが、この里を奇跡の里にしたようの感じました。

 建築という分野にいる自分も、あと20年がんばれば、少しは何かが変わるかもしれない。
っと勇気をいただきました。

 そして午後は、外に出て実践。

 一番の収穫は、我が家の庭に今年の春大繁殖した、ホトケノザが、土壌が中性になった証拠である。とわかったことです。

あまりに大量のホトケノザは、ちょっと怖いくらいで、落ち込んでいたのですが、土が良い状態になった証拠であることが、講義の中でわかりました。

3年の月日で、土が少しずつ微生物を増やし、そして良い状態になったのだということは、
とてもうれしい収穫でした。

 田中正造さん
真の文明は山を荒さず川を荒さず、村を破らず人を殺さざるべし 

長老を囲む会  第五章 第二話 手作りかんたん納豆編

2012年4月24日

 2012年4月22日日曜日アースディの日に東京三軒茶屋 適材適所の会のラボスタジオにて、
長老を囲む会 第五章 第二話 手作りかんたん納豆編を行いました。

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長老を囲む会は、2010年10月から始まった、環境やくらしをテーマにしたお茶会です。

様々な分野で真摯に活動している方を未来を担うを長老としてお迎えし、お話しを聴いたり、
フィールドに出たり、ワークショップをしたりしています。

ラボスタジオを、低温乾燥の杉の木をふんだんに使った、気持ちの良い空間。
今回は納豆づくりにあわせ、うちの大工の伊東くんなどにお願いして、無垢の杉板のテーブルも作って
もらいました。
やっぱり無垢は気持ちが良い!!!

さて今回は私たちのスタッフのノリちゃん(山崎則子)が、前回の味噌づくりに引き続き、
納豆づくりを行いました。

311以来関心が高まっている発酵食品は、これからの食のあり方にとても大切なものですね。

栄養面や免疫力のアップ、そして保存食品としての優れた力。

そして日本人はなんと、「発酵」と「腐敗」をきちんと感じ取る繊細な味覚をもっているそうです。

 

味噌・醤油・納豆や漬物、発酵食品の食文化は世界にも誇れる食文化ですね。
(なんかうれしいですね!)

 

納豆はその中でも良質な大豆たんぱくからつくられる発酵食品の代表選手。

正しい食べ方、そして作り方を覚えれば、放射能にも打ち勝てる、健康な体作りに役立つことと思います。

 

納豆で大切なのは、食べる量と、食べ方。

 

納豆菌はたいへん元気な為、一日一パック程度が良いそうです。

それ以上たべると、体内の悪玉菌をふやすことになるそうです。(え~)

 

そして食べ方。

 

納豆をよおく混ぜて粘りを出してから、お醤油などの塩分をいれてください。

納豆菌は塩分に弱いので、最初にいれると効果が薄れてしまうようです。(そうなんだ~)

 

そして食べ合わせ。

納豆の栄養素を十分取り入れるためには、お酢・マグロ・キムチ・ほうれん草などは
避けた方が良いようです。

 

キムチ納豆や、マグロ納豆など、たべておいしいものですし、害になるわけではないようですが、

たとえばキムチはキムチに含まれる乳酸菌と納豆が喧嘩をしてしまうようです。

 

キムチ納豆は三回に一回位がよいのかもしれませんね。

 

みんなでわいわい。

そしてあっという間に簡単にできる手作り納豆。

納豆菌と、納豆にしたい豆があれば、今まで食べたことのない極上手作り納豆ができることでしょう。

 

 

そして納豆づくりの後のお楽しみは、ノリちゃんのお料理です。

今回も、新鮮な野菜や納豆・麹などが大活躍のお料理を紹介したら、食べる前なのに、みなさんから、
拍手を笑顔いただきました~
 

 

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お料理のメニュ

 

ジャガイモと空豆のサラダ 塩麹ドレッシング和え

温野菜の納豆ドレッシング

鶏肉と大根の塩麹の煮物

ほうれん草の甘麹の白和え

畠の肉味噌・麹納豆のうどん

 

今回も沢山の方と、あったかい会になりました。ありがとうございます! l 感謝!!!!

 

 

お寺はなぜ壊れない 木暮人職人倶楽部:・建長寺編

2012年3月23日

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先日、木暮人職人倶楽部で、

木造建築の文化財の構造や耐震性を研究していらっしゃる、

東大の藤田香織さんの研究現場の鎌倉の建長寺にお邪魔してきました。

建長寺法堂は江戸後期に再建されたものだそうですが、

関東大震災で他の建物が倒壊したにも関わらず、このお堂は倒壊をしなかったそうです。

 

今回はこの法堂をファイバースコープやレントゲンを使って、内部構造を解明しようということです。

 先人の足跡を丁寧にひも解くこの作業、気の遠くなるようなことですね。

私たちが今目の前で見ることができる建物は、様々な天災や人災を潜り抜けて生き残った建物たちです。

 

藤田香織さんの言葉が心に残ります。

 

現代と同じように、当時も宮大工とはいえ、材料の選び方の違いや、うまい大工と下手な大工がいたのでしょうね。

 

法隆寺五重の塔も、1300年にわたり最古の木造建築物として残っています。

世界で現存する建築物は木造だそうです。

 

そこにはなにか奇跡や、秘密があるのでしょうか?

 

先人が培ってきた知恵や技術を口伝により引き継いでいる、

袋井の二橋棟梁の言葉は、その奇跡や秘密はある意味、「必然」のようにも思えます。

 

 

適材適所で、責任と誇りをもつ確かな技術と探究心をもつ職人、そしてそれを支える多くの人々の力

によって、ごくごく当たり前のものとして、形づくれたものが、

 

ほんの少しの奇跡。があって今そこに存在するような気がします。

 

職人倶楽部のミッションは、

 

木の力。職人の力。これらを次の世代に引き継がなくてはいけない。とお堂をみるにつけ、感じました。

 

そして、

藤田先生のような方が木の建築のすばらしさを伝えていただくこと、そして忙しい研究現場にお邪魔していろいろ教えていただきましたこと、心より感謝いたします。

 

そして、参加してくれた大工の佐野君が、建長寺の木組みはこんな感じかな~と再現してくれました。
現代の若き棟梁も隅に置けません!
 

 

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