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日記

建築家の田中敏溥さんのお宅

2010年9月27日

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先日、大好きな建築家の田中敏溥さんのお宅にお邪魔しました。
田中さんのお人柄がにじみ出る、居心地の良い空間。
開口部のさりげないこだわりが、絶妙で美しい。 

そして、奥さまと娘さんによる、数々の手料理。
お料理が盛られる素敵な器の数々。

おもてなしの心と、寛いだ雰囲気で、夜遅くまで話も弾みました。

ギャラリー空間 新しい梁

2010年9月23日

 

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空間を広げるため、に新しい大きな梁をいれます。
天竜産・天然乾燥の杉材です。
丁寧に鉋をかけると、人口乾燥・機械削りにはない美しいツヤがでます。
新築ではないので、既存の構造に大きな梁をいれていくのは、苦労するところです。
お施主さまも満足のご様子。
 

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ギャラリー空間

2010年9月13日

 

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まだまだ暑いですね。

8月のお盆明けから、

猪熊弦一郎氏、脇田和氏など日本を代表する現代洋画家の方々と親交のあったお客さまの
お住まいの改修をしています。

猪熊さんの田園調布の家、脇田さんの軽井沢の山荘、お二人とも尊敬する吉村順三氏の設計で、
今でも多くの建築家や建築ファンの関心を集める素敵なお住まいです。

今回のご依頼イメージはずばり、脇田和さんの軽井沢のアトリエ山荘です。

設計をされるのは、弊社大工の伊東が若い頃から一緒に仕事をさせていただいた、大沢悟郎さん。

うーん。なんという縁をいただいてしまったのでしょう。

私としては、素敵な絵の数々を見せていただくだけでも、幸せなのに・・・

大切な絵を飾る空間を造る、お手伝いをさせていただけるなんて、こんな幸せはありません。感謝

そしてこの暑い中、
毎日毎日、飲み物や差し入れを持ってきていただくお施主さまにも更なる感謝をしております。

出来上がりが今から待ち遠しく楽しみです。
 

写真は、解体前の和室と洋画家の大沢昌介氏の原画、やわらかな四季彩と力強いこぶしが、印象的。

 

 

『長老を囲む会』

2010年9月8日

John mooreの100%オーガニック を通して親しくしている、nori ちゃんryoちゃんの3人で
『長老を囲む会』という企画をたちあげました。

安全でおいしい野菜を自分の手で作り、信頼できるオーガニックな衣・食・住を心がけ、シンプルで
丁寧な暮らしをしたい。そんなささやかな願いを少しずつかなえようと日々を送っています。

『長老を囲む会』は

様々な分野で先人の知恵を引き継いで、誠実で真摯な活動をしている方を囲み、気持ちの良い空間
でゆったりと、未来の子供たちのため、地球のため、自然との調和やいのちの循環にこころを寄せる会です。

オーガニックの、からだと魂に嬉しい野菜のお料理を食べながら、自然のこと、未来のこと、地球のことを
皆で考えましょう。
 

  ☆オーガニックやエコのことに関心のある方。
  ☆この会で、自身の経験や志を伝えた、お話しされたい方。
  ☆美味しくて安心な、衣・食・住に興味のある方。
  

などなど興味をもたれた方は、是非ご参加ください!
また、長老といっても年齢・資格等は問いません!
 

第1回目の長老は、適所適材の会の加藤政実さん、未来の子供たちの為に木育の活動を積極的に
されている、志篤い方との時間を過ごしましょう。

No.1 『木の話のお茶会』 「日本の森は何処に向かっているの?」 3回シリーズ
 
   vol.1    10/9 (土曜) 15:00 ~17:00位
          森の事  日本の森の実態・林業行政のこと・合板工場・・・
 
   vol.2    11/6 (土曜) 15:00 ~17:00位
          里山の事 里山の時代のこと・ヒトと森の共存・・・ピークオイル

   vol3.     12/4 (土曜) 15:00 ~17:00位
           自然素材という人工品

参加費: 各回2,000円(オーガニックの野菜の料理とお茶代を含みます)

場所: 東京都世田谷区下馬6-12-18 「樹木と菜園のあるエコな家」 

お問合せ先:  
     天音堂(あまねどう) リフォームラボ㈱
     TEL:03-5787-8633  あがり宛
     メール:
agari@reformlab.jp

 

樹木と菜園のあるエコな家 アクセスについて

2010年9月8日

 

 

 

樹木と菜園のあるエコな家 アクセスについて

住所:〒154-0002 東京都世田谷区下馬6-12-18

 

東横線・学芸大学駅・西口から徒歩10分。

渋谷から各駅で4駅目。急行(2駅目)は止まりますが、特急はとまりませんので、お気をつけください。

学芸大学駅改札西口側を出て左手、東横線のガード下の道をまっすぐお進みください。
右手の商店街、アーンズという文房具屋さん、花屋さんの先にコインパークがあります。
その交差点を、右手に折れそのまま突き当たりまでまっすぐお進みください。
途中左手には、目黒区のグラウンド・桜並木があります。
突き当たったら左にまがり、右手2軒目になります。

こちらには、小型のミニチュアダックス犬が数匹おります。
犬が苦手でいらっしゃいましたら、お申し出ください。
 

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『木の話のお茶会』のお知らせ

2010年9月8日

樹木と菜園のあるエコな家

屋久杉 photo by ryo arakawa
 

今日は新月!

残念ながら、台風で空は見えないかもしれません。また台風の被害も心配ですが、久しぶりの雨は
恵みの雨でもあります。

新月は、新しいことを始めるのに良い時期で、また願い事をすると叶えやすい。
といわれているそうです。
やる気が上向きになるからでしょうか?

木の世界でも古くから、新月は大切な時期です。

秋から冬の新月の時期に伐った木材は腐りにくく、長持ちするといわれ、日本では新月の闇伐り。
オーストリアやドイツではノイモントホルツ といわれています。

 満月は月の引力が最も強くなり、人も生き物も出生や産卵の時期であったり、人間の活動も活発になり、
種まきの時期としても良いといわれるようです。

昔の人は、自然や宇宙の営みに寄り添って生きていたんですね。

さて丁寧な暮らし、オーガニックな衣・食・住を志す女性3名でこのたび、「長老を囲む会」を企画しました。 

先人の知恵を受け継ぎ、未来への責任をもって、誠実に様々な分野で活躍されている方をお招きして、お茶会形式で楽しく、ゆったりと語り合う時間を共有しましょう。
 

第一回目は
適所適材の会の加藤政実さんをお迎えし、『木の話のお茶会』を行います。
 
テーマは、「日本の森は何処に向かっているの?」

「適所適材の会」 で木育の活動をしている、加藤政実さんに、森や里山の声を伝えて頂きます。

未来の子供たちのため、自然との調和やいのちの循環にこころを寄せる会です。

オーガニックのからだと魂に嬉しい野菜のお料理を食べながら、

自然のこと、未来のこと、地球のことを皆で考えましょう。

No.1 『木の話のお茶会』 「日本の森は何処に向かっているの?」 3回シリーズ

   vol.1 10/9(土曜) 森の事  日本の森の実態・林業行政のこと・合板工場・・・

   vol.2 11/6(土曜)  里山の事 里山の時代のこと・ヒトと森の共存・・・ピークオイル

   vol3. 12/4 (土曜) 自然素材という人工品

日程:10/9・11/6・12/4の午後3時~午後5時位 (各新月に近い土曜日)

場所:世田谷区下馬6-12-18 
         樹木と菜園のあるエコな家 
 
会費: 各回2,000円(オーガニックの野菜の料理とお茶代を含みます)

詳細は、以下のページにて
http://www.reformlab.jp

問い合わせ先:

天音堂 リフォームラボ
TEL:03-5787-8633 (あがり)
メール:agari@reformlab.jp

問い合わせ先:
天音堂(あまねどう) リフォームラボ㈱
TEL:03-5787-8633  あがり宛
メール:agari@reformlab.jp

 

オーガニックは哲学だ

2010年9月3日

 

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先日 Johnが本を出したとのことです。

「100%オーガニックフードを自分で育てる」   オーガニックは哲学だ。

まさにそうなんです!

価値観・考え方・生き方なんです。

自然をよく見て、自然の力を引き出せるよう、寄り添って、自分の手で土をさわって、土をつくる。

植木鉢ひとつでも、そこには微生物から虫や鳥があつまる、まさに小さな宇宙があるのだと思います。

 

すごいのは、表紙の写真です。 

Johnのお庭のトマトですが、この写真をとったのは2月。
真冬でもまだ実をつける、このトマトの力。

色々インスパイアされました。

とても読みやすい本で、勇気とやる気を沢山もらえます。

 

 

団十郎さん好み

2010年8月17日

 

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今年の緑のカーテンは、欲張って朝顔とゴーヤときゅうりを植えてみました。
初めての場所で、土はとてもしまっていたところなので、コンポストの土をいれたところ、
朝顔の葉は、とても巨大になりました。

そしてお盆が近づいたところで、漸く開花してくれました。
 
大きな葉っぱとは違い、
茶・紫・桃色ともつかぬ、和服の色を思わせる、渋く控えめ・清楚な花姿です。

少し調べてみたのですが、団十郎という名前の朝顔に似ているようです。
団十郎が好んだところから、この名前がついたようです。

侘び・さびを感じるこの色合い。しばらく楽しませてくれそうです。
 

下の写真は、一緒に植えた、取りそこなった巨大きゅうりと、勝手に成長した冬瓜です。
形がひょうきんなので、しばらくダイニングにおいて、楽しませてもらっています。
冬瓜は、豚肉と出汁で炒め煮にして、冷たいスープにするとこの暑さに、食べやすい一品になりました。

暑い夏ですが、大汗をかいて、冷たい冬瓜を食べながら、吹き抜ける風にあたるのも、夏の醍醐味です。
そして今年は、無肥料・無農薬の野菜を摂っているせいか、この暑い夏も乗り切れそうです。

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45度と魚つき林

2010年8月5日

 

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木材の乾燥については、以前に書かせていただいていますが、
http://www.reformlab.jp/blog/cat81/cat94/

 

先日数年前から気になっていた、愛工房の低温乾燥機に入ってきました。

この乾燥機は木材を乾燥させる為のものですが、ヒトが入っても良い効果があることを
体験させていただきました。

人工乾燥と天然乾燥にはそれぞれメリットデメリットがあり、
目的に応じ、使い分けるべきだと思いますが、

人工乾燥のデメリットの一つとして、木の持つ脂分まで抜けてしまう。ということがあります。

木のもつ脂分は、木を守り腐りにくくし、精油の効果も見過ごせません。
防虫・防臭や抗菌作用に加え、

杉の精油の鎮静・リラックス効果
ヒノキやヒバは、やる気の効果が高いそうです。

日本の森林の約4分の1を占める杉材を積極的に使っていくことが、大切な課題で
すが、その杉材の乾燥はとても厄介なものです。

杉を愛した乾燥機の開発者、愛工房の伊藤さんの発想は、
木にストレス・負担をかけずに水分を抜くということでした。

一般的な人工乾燥機は、100度以上の加熱蒸気で、水分とともに脂分まで抜け
てしまいますが、
40度から45度という低温で、自然に水分だけを抜くという方法です。

人が低温サウナに入ると気持ちよく汗を流せるように、「木にも汗をかかせよう」と
いう発想です。

食の世界でも、低温調理のローフードから酵素を摂ることで健康増進やダイエッ
トにも効果があるといわれています。
 

45度という温度が気になります。

伊藤さんの低温乾燥機の中に入ると、100年前の杉が吸い上げたきれいな水分と、
杉の香りのリラックス成分で、とても気分がよくなるという場所でした。
 

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国産材を積極的に使う活動されている、 「適材適所の会」の加藤さんからも、とても
興味深いお話しをしていただきました。

その中で、印象に残ったことばです。

「魚つき林」(ウオツキリン)

「山が死ぬと水が死ぬ。

  水が死ぬと川が死ぬ。

     川が死ぬと海が死ぬ」

        郷田実(元宮崎県綾町村長)

すべては繋がっていて、その中にヒトもいる。

このことを忘れたくはありません。

 

 

 

チルチンびとの取材で再び

2010年7月26日

 

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昨日はチルチンびとの取材でまたまた、お客さまのお住まいにお邪魔してきました。

数多くの素晴らしい家をみている専門家の方から、大工や左官仕事の丁寧さや技術力。
そして、爽やかで明るい色気のある家。とお褒めのことばを頂きました。

工事中の3本の梁はこの工事を象徴する、3本の梁です。

今まで家を支えていた古い梁は引き続きその役割を担い、天井の内側に隠れました。
リビングダイニングを広くするために新しくいれた1尺2寸の平角の梁は、この家を支えます。
今までロフトで頭をぶつけていた丸太の梁は、塗装を脱ぎ捨て、新たに鉋をかけて、
あらためて1階のリビングの化粧の梁として、新しい役割を担います。
 

古いものが、新しい役割を担い、新しいものと共存・調和し、オリジナルの空間を作れたこと。
何より、快適に住まっていただけていること。

この仕事していて、本当に良かった。と感じる、大切な時間でした。
お施主さま、職人さん。私たちをささえてくださっている皆さまに 感謝! 

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天然国産材のオーガニックエコな家つくり

地域に生きる一員として、地域環境に調和し、安全・安心・快適で、自然と共生する持続可能な循環型の家つくりを目指します。

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