エコなくらし
寝たきり介護とピンピンコロリ
2013年1月28日
長老を囲む会 第五章第五話 「つぶつぶ 雑穀食を体験しましょう。」報告
2012年11月20日
今年最後の長老を囲む会は、雑穀体験でした。
これまで食をテーマに、手作りこんにゃく・味噌づくり・納豆づくり・かつおぶしの話、そしてペットとの食事など、
さまざまな角度でご紹介をさせて頂きました。
今回の雑穀体験は、あらいゆみさんが化学物質過敏症を契機として、、つぶつぶの考え方をベースに日々の生活に取り入れられる、たくさんの気づきのある、すてきなお話でした。
雑穀パワーの素晴らしさはもちろんですが、
どんなに、安全でおいしい食材を使っても、
化学的な調味料を使い、
手間のかかる調理法
では、本来の食材の力を消してしまったり、毎日の食事には取り入れにくい。
そんな問題をときほぐしてくれるものでした。
頂いた雑穀のさまざまのお料理は、
「体が芯から喜んでいるぞ~」という感覚でした。
そして、普段からお通じにはあまり苦労がない自分ですが、その後はそのことも含め、すこぶる調子が良い!のです。
簡単にできることはもちろんですが、
その中で調味料。
特に塩の大切さは、目から鱗。
現代の日本人が摂りすぎている塩=塩化ナトリウム
と
もっと本当は摂らなくてはいけない、「自然塩」
の違いは、
家をつくる木材が、工業的に人工乾燥で工場生産された木材と
天然乾燥で、大工さんや職人さんの手でつくる。
その違いに共通するものでした。
自然の力を引き出すためにかける手間と
人間の都合だけで便利・簡単にする為の手間
の違いともいえるのではないでしょうか。
自然の調味料で調理された雑穀のお料理は
化学的な調味料で麻痺している味覚に「喝っ」っという感じです。
基本的なものほど、素性のきちんとした健全なものをとれば、サプリメントや薬、そしてお医者さん
に頼らずに、健康な体を手に入れられる。
そんなことを確信したのでした。
みなさんもぜひ、
ごはんをはじめとした穀物・雑穀を基本に
お漬物(自然海塩であること)
お味噌汁(きちんと発酵した味噌でつくったの
力のある野菜のシンプルなお料理
を基本とした食生活を、お試しくださいませ。
きっときっと健康で幸せになれるはずです。
ペレットストーブのある暮らし
2012年11月9日
写真のペレットストーブ MT311 SUMITA (販売終了)>後継機種RSmini
通販生活のソローSS-5ご見学についてはこちらから
すまいの暖房設備の選択肢は悩ましいものです。
エアコンの風が苦手な方も多いです。効率や温かみ。床暖房や、薪ストーブ。ガスや石油ストーブ。様々な選択肢があり一長一短があります。
自然の温かみや炎を楽しみたい。
スィッチひとつよりも、火をつけることは苦にならない。
灰の掃除はちょっと面倒くさくても、そんな手間は気にならず、長くずっと使っていきたい。
海外からの調達される化石燃料よりは、国産の木質燃料を使っていきたい。
森のことやエネルギーのことに関心がある。
そんなことに興味がある方。
是非ペレットストーブを検討してください。
さいかい産業のペレットストーブMT311 SUMITAは、2011年から2012年の冬、住田町の復興木造住宅に100台ほど、導入されたペレットストーブをモデルとしています。これを契機としてペレットストーブへの関心は高まりました。 木質ペレットを使うことは、森の新陳代謝を高め、森の再生に繋がり、エネルギーの地産地消・自給自足となります。 長く使えて、森の再生は次の世代の命の源にもつながる。 2012年9月18日 チルチンびと73号は、「花と緑と暮らす」そして「脱原発のために自然エネルギー住宅」がテーマです。 本誌では、ため息のでるような素敵なお住まいが沢山掲載されていますが、その中で「樹木と菜園のあるエコな家」も掲載して頂きました。 天音堂のすまいづくりのコンセプトはまさにこのテーマ、どんぴしゃです。
そんな素敵なことが沢山あります。
ペレットストーブの見学・ご相談・設置などのお問い合わせは、→こちらからチルチンびと73号「花と緑と暮らす」そして「脱原発のために自然エネルギー住宅」
天然志向の無垢の木をきちんと使い、風通しを大切に、
温熱環境は、パッシブソーラーやペレットストーブ。
樹木を活かし、農薬や化学肥料を使わない菜園。
自然に添った、ゆるっとした住まいづくりを取材して頂きました。
本誌をご希望の方は、先着20名の方に本誌を進呈いたしますので、こちらまでお問い合わせください。
info★reformlab.jp
お手数ですが、★のマークを@マークに変えてお送りください。
これからのすまいづくりの為「便利に頼る無能の時代から、不便を楽しむ知恵の時代に。」
2011年9月6日
今から200年ほど前,化石燃料・石油という資源の発見は、
それまでの貧しく過酷で不平等の社会から、平等で、便利で豊かな暮らしをもたらしました。
「こしらえる」ということ
2010年4月27日
造作の仕事
「こしらえる」 「こさえる」という言葉・・・
最近はこんな言葉をあまり使わなくなったかもしれません。
しかし私達の世界では、よく使います。
「このスペースがもったいないから、棚をこさえようか・・・」
「この寸法にあう照明は無いから、こしらえようか・・・」っ等と
大工の仕事は、図面や指示書に沿って、ただ部材を組み立てるだけではありません。
打ち合わせの段階から参加し、お客さまの要望や不満を伺い、また現場の状況に応じて、最良の収まりや、スペースの活用を考えます。
既成の商品では、寸法、素材感、あるいは色味、またデザインのイメージが会わないなどの問題もよく起こります。
そのような場合は、素材やデザインまた寸法あわせなども、お客さまのご予算に応じて、臨機応変に対応をさせて頂きます。
材料を無駄にしない。
スペースを無駄にしない。
そして、大工さんの技術を無駄にしない。
これも私たちのエコロジーです。
ラボのエコアイテム:ペレットストーブ
2010年4月27日
ペレットストーブ「カローレ」 さいかい産業、古川さんとの出会い
「我が家の冬はツンドラです。」という、伊豆の別荘地にお住まいのS様の最大の悩みは、冬の寒さでした。スエーデン製の高額の薪ストーブが設置されていましたが、いくら薪を燃やしてもちっとも暖かくならないとのことです。
高額の商品でもあり、まず修理を検討し、取り扱いの業者さんに問い合わせをしましたが、恐らく改善は望めないとの返答です。
関東地方とはいえ、伊豆の山間の寒さは、東北・北海道並みで、かなり強力な暖房装置が必要とされます。別荘地の為、エネルギー源の制約もありました。プロパンガスは割高になり、灯油も高騰しています。緑豊かな木々に囲まれた立地から、薪ストーブが候補にあがりました。
燃焼効率が良く、ペレット燃料が使え、部屋の空気を汚しにくい、FFタイプという条件で探した所、新潟のさいかい産業さんのカローレという製品が見つかりました。
さいかい産業さんは、日本で唯一ペレット燃料の生産とペレットストーブの製造をする会社です。そして薪も使えるという点が更にうれしいところです。
地元の放置された森林の間伐から森林を再生したいという志から、試行錯誤を繰り返し、良質の素材を使い、燃焼効率の高い、本格派の信頼出来る製品作りを目指しています。
間伐材を利用して作られたペレットは循環型の木質バイオマエネルギーとして、イチオシのエコアイテムです。
間伐を行うことで、太陽の光が地面にまで届き、森が健全となり多様な生態系を形成し、森を豊かに、その結果は、川や海を豊かにします。
さいかい産業の古川さん
初めて問い合わせをした時に、きさくで熱い志をもった古川さんは 「どこでも行きますよ。」と新潟から100kgを越えるペレットストーブを車に乗せて、300kmを越える距離をはるばる東京まで来て頂き、実際に車に載せたストーブを運転してくださいました。
ながーい煙突がきりんのような、グリルヒーターです。
非常時やアウトドアに活躍する、ペレットグリルヒーターきりん君は、一杯のペレットで約1時間燃焼し、バーベキューなどのグリルとして、またアウトドアのストーブとしても、威力を発揮します。
さいかいさんは、新潟中越地震のときに、このきりん君を、被災者に提供されたとのことです。
何より暖をとる手段がない時に、とても喜ばれたことでしょう。
組み立て式で、ペレットさえあればどこでも使えるので、車に積んでおくと良いですね。エコな非常時用・アウトドア用アイテムとして、こちらもおススメです。
緑のすだれや自然素材リネンのカーテン
2010年4月27日
温暖化対策のひとつとして、窓辺につる性の植物(ゴーヤ)を育て、 収穫も兼ねて「緑のカーテン」は、いかがでしょうか?
夏はなんといってもゴーヤですが、琉球朝顔や、キウィ。風船かずらなど、お好みの植物で楽しむことが出来ます。
見た目の涼しさだけでなく、収穫の楽しみ。そして実際の部屋の温度を下げるのに、大満足の結果になるはずです。
リネンのカーテン
カーテンは、思いのほか汚れるものです。リネンのカーテンなら、洗濯機でもザバザバ洗えば、気持ちよく過ごせます。
リネン(麻)は自然素材としも、すばらしい素材です。水や汚れに強く、洗えば洗うほど風合いも出てきますので、カーテンに飽きたら、キッチンクロスや、クッションカバーなどにも転用できる、一生モノの素材です。(2005年8月記載のものから転載しました。)
自然エネルギーの利用
2010年4月27日
自然の力の利用:パッシブという選択
パッシブソーラーの選択
土間
雨水
落ち葉の堆肥
太陽光は是非利用したい。太陽光発電。太陽光温水器。またハイブリッドソーラーやパッシブソーラーなど各メーカーにもそれぞれ特色、工夫や発明があります。
その中で世田谷区下馬の家で選択したのは、環境創機さんのパッシブソーラー「そよ風」です。
アクティブソーラーである太陽光発電は、メーカーの企業努力からソーラーパネル自体の耐用年数も伸び、また温暖化対策から、国も普及を再び積極化するようですが、その生産にかかるエネルギーや、コントローラーの耐用年数とメンテナンスコスト。そして最終的に土に還らない。という点、そしてコストという点でも、難しい選択肢となりました。 パッシブソーラーのシステムにもいくつか選択肢がありましたが、最終的には、環境創機さんの「そよ風」を採用することにしました。 パッシブソーラー草分けの開発者である友伸平さんのものつくりに対する姿勢は、日本の開発者としての真摯さ、何より良いものを適正に、多くの人に広めたいという姿勢に共感をしました。 断熱をきちんと執ることを前提とし、冬は太陽光の熱を屋根から集熱し、その熱を床下に落として、暖かい空気を部屋全体に届けます。 夏は、太陽が沈んだ後の放射冷却を利用し、各部屋に涼しい空気を届ける、冬暖かく、夏涼しいというしくみです。 家の大きさに比べ、南面の屋根が小さいこともあり、100%の性能を引き出すことは難しいようですが、断熱をきちんと入れることとあわせ、夏冬の冷暖房の効率を高めることが出来れば、エネルギーコストの節減にもつながると考えます。そして何より、環境負荷が小さいという点がうれしいシステムです。 土間と東からの朝日: 土間は、エコと機能性、また人とのつながりにも是非取り入れたい空間です。 南側に土間を作ることで、冬場は低くさす太陽の光が土間に蓄熱し、その空気が部屋を暖めてくれます。 そして何より土間は外と内をつなぐ中間の場所として、収穫したものを一時的に処理する場として、また訪れる人を気軽にもてなす場としての、とても便利な場になります。 夏の暑さ対策は、バラ・ゴーヤや葡萄などのつる性の植栽で、日陰を作ります。緑のカーテンは普及がめざましく、街を歩いていてもよく見かけるようになりました。 そして、大切な朝の東からの太陽。 植物や作物を育てる為には、何時間もの日の光より数時間でも東からの光が大切と言われますが、人間にとっても、朝の光を浴びることが体のリズムを整えるために大切です。 出来るだけ東南から光を室内に届けることが、健康と快適さには、大切なことと考えます。 雨水タンク 水道代と資源の節約の為、雨水は是非利用したいものです。 車の洗車や、植物への水遣りなどはもとよりパーマカルチャー塾で神谷先生(設計計画水系デザイン研究室)に教えて頂いたのですが、 降り初めの雨水は大気中のゴミや埃が混じっていますが、それさえ取り除けば、まじりっけ無しの純粋軟水なので、洗濯モノは真っ白になるとのことです。 日本ほど水に恵まれた国はありませんが、大切な資源である雨水の利用は、是非導入したいものです。
「雨水市民の会」
緑のカーテンは、随分ポピュラーになりました。
そよ風の実物モデル 開発者の友伸平さん
ダイレクトゲイン・植栽・パーゴラ
3つの東南角。向かって右側からキッチン・リビング・土間の間取り。
天の水を尊ぶという素敵な名前の雨水タンク「天水尊」。
海外でも活躍されている ,雨水博士の村瀬誠さんは、雨水利用の第一人者です。
収穫を楽しめるゴーヤは、夏の必須アイテム。
塩だけの味付けで豚肉とごま油で強火で炒め、鰹節を沢山かけるのが、お勧めです。
パスタにいれても、苦味がさわやかで、あきません。