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スマートコミュニティ展 天竜TS匠の会として参加しました
2015年6月24日
今回のスマートコミュニティでは、月齢伐採や天然乾燥・木の力の科学的アプローチにより多くの関心を頂き、より確かな手応えがありました。
企業の研究開発系の方には、パンカビ実験の、天然乾燥の杉の抗菌効果の応用の可能性を。
地方の林業関係の方には、木材の月齢伐採・天然乾燥の技術に関心を。
また、メディアやプレス関係の多くの方は、天然の本物の素材の力や、木の情緒的な効能だけでなく、
科学的な実証が進んでいることに興味を持っていただきました。
また、工業的仕事と職人の仕事の違いにも、驚きをもってみて頂いたり、林業に関心のある若い学生
さん等、本当に多くの方とお話をすることが出来ました。
そして「このブースのみなさんは、皆目が輝いていて、楽しそうですね。」
という感想も頂きました。
工業型・大量消費型・ハイテクやIT主体の社会から、
天然の力の本物志向・循環型の社会への風への変化を感じることができました。
そして、更に今回は私たちの建て主さんが、天竜の応援団として一緒に参加を頂きました。
自ら、山・そして月齢伐採・天然乾燥・そして職人の仕事を体験された建て主さんの参加は、
説得力とともに、私たちを勇気づけてくれました。
山そして人々の縁に感謝!
無垢の杉のダイニングテーブル
2015年6月8日
さいたま市の自宅で、リース教室をされている由美さんから、教室で使う無垢の杉の
ダイニングテーブルの相談を頂きました。
ダイニングテーブルは、くらしの中でも一番手や体が触れる場所。
食卓を囲む、くらしのど真ん中の役割の大切なものです。
無垢の杉のテーブルは、汚れや傷に強いウレタン塗装のテーブルとは感触も、香りも全く
異なります。
由美さん念願の杉の無垢のダイニングテーブルは、
限られたスペースを有効に使い、一人でもストレスなく簡単に移動ができて、大人数でも
対応できる。そんな条件をあれやこれやと思いを巡らし、
最終的にW1800XD450の細長いテーブルを二つ作成することになりました。
普段は、壁沿いの書類を収納しているカラーボックスを下部に収納し、教室の時には
簡単に取り出せる。という仕様で、使い勝手や大きさ・高さ・脚の位置も慎重に吟味しました。
由美さんは、天竜の月齢伐採・天然乾燥の榊原さんを通じて知り合いましたが、愛媛のご親戚
の無肥料・無農薬栽培の柑橘類を青山のファーマーズマーケットなどで、販売もしています。
もちろん味も抜群ですが、皮まで安心して食べられますから、お料理や、スィーツづくりなど、
100%生かすこともできます。
自らのアトピーの克服体験などから、化学物質の怖さや、本当に体に良いもの。快適なもの。
そして何より未来の子供たちに、ちゃんとしたものを残したい。っと真摯に活動されています。
リース作りのそのセンスの良さも抜群ですが、一人の女性・人間としてもとても魅力的な方です。
斉藤 由美さんの活動はこちらから > nature reason
昭和女子大学の建築学科に無垢の木の仕事を
2015年6月3日
私たちの材木屋さん小川木材さんの林場に、今年も昭和女子大学の建築科の方たちが来られました。
先生を筆頭に、皆さん伊東棟梁の説明を一生懸命聞いて頂きました。
今回は、四方蟻と言う今では珍しい刻み方も見ていただきました。
そして、お土産は片面はそのまま、片面はかんなでけずった、無垢材のプチまな板。
かんな削りの表面のすべすべ感、今まで感じたことのない感触、その違いににみなさん大感激!
今ではあまり触れる事の出来ない鉋仕上げ、機械とは一味もふた味も違う、職人ならではの仕事です。
デッキの素材選びは悩ましい
2015年6月1日
デッキの素材選びはとても悩ましい。我が家の日曜大工で作って10年経たセランガンバツのデッキは、一部が腐食し穴があくほどになり、交換することにしました。
今回は天竜の月齢伐採・天然乾燥の杉の角材をプロにお願いして、きちんとした施工で作ってみることにしました。油分が豊富な角材がどんなことになるかは、これから見守ることになりますが、今まではささくれ立って、素足で歩くことはできなかったセランガンバツのデッキでしたが、しなやかでツヤツヤの杉は裸足でもとっても気持ち良いことにびっくりです。
「くさりにくい。あるいはくさらない」それは確かに大切な条件ではありますが、
根絶やしになる程切りつくしてしまっている南洋材や、最終的には土に還らない、プラスチックの新建材のデッキ風という選択肢の他にも、
日々の暮らしを気持ち良く過ごし、最後は土に還るという素材の選択もありかな。っと
おそらく10年位もってくれるような気がします。
ちなみに今回は、塗装なしという選択肢もありましたが、大工さんのすすめにより、ロハスコートを塗りました。