10月9日土曜日は、雨にもかかわらずたくさんの方におこし頂き、第1回の長老を囲む会
「木の話を聴くお茶会」を催すことが出来ました。
沢山の方にお集まり頂き、またブログやTwitterでの発信、またメールなどを頂きました。
ありがとうございます。
ささやかな会ではありましたが、少しでも日本の森や木のこと。里山のことを知っていただき、理解の一助、あるいは小さな一歩のきっかになりましたら幸いです。
また、講演をして頂いた適材適所の会の加藤さん、無尽蔵・幅広い山・木に関する知恵や情報を共有いただきありがとうございました。
野菜を提供して頂いた、青葉台の六氣(リッキー)さん、多くの皆さんはどうやら六氣さんを外人を思っているようですが、ばりばりの東京生まれの日本人でした。
また杉のコースターとおいしいジャガイモを提供して頂いた、新月の木の天竜TSドライの榊原さん。
ありがとうございました。
そして、ソウルフードを提供してくれた、キッチン担当の則ちゃん。
すべての段取りをしてくれた良ちゃん、
ありがとう!
会の後の加藤さんとの会話をご披露させて頂きます。
頂いた質問の内容がとてもうれしくて、これからひと月はこのコトバで生きていけるそうです。
いつもは講演がおわると、とても疲れ果てるようですが、今回は皆さんのよい気のせいか、とても気分がよかったせいです。
また沢山の人数で、空気も薄くなってしまうはずですが、杉や無垢材・珪藻土の空間が、調子を良くしてくれたそうです。(喜!
また、思いのほか杉の効能に対する反応が大きく、杉の枕も沢山ご購入いただきました。
当初物販については、直接の目的ではなかったので、加藤さんも含め、私たちの中で議論をしました。
でも本当に良いものなので、よいものを共有できればと思いお持ちいただきました。
加藤さん曰く
枕がたくさん売れるのは、悩ましい。構造材の柱として売れば一本でも数千円。
だから枕をうればもっと儲かる。杉の木全部枕をつくってうれば、もっと楽になれる。
でもそれってどうよ。
それでは、日本の住宅も、森もちっともよくならない・・・
儲けを目的にしないという姿勢には、わたしたちも共感しています。
でもきちんとした適所適材で適正利益をあげていくことが、現在の政治や市場のセオリーの中では、難しいのが実情です。
「正直者が損をする。」
という時代から
「正直者が最後には笑う。」
という時代にしなくてはなりません。
日本の森が国産材を推進する政策を後押しに、
適正な使い方をしない方向に向かっているという懸念もあります。
次回はこのあたりにも、切り込んでいきたいと思っています。