森林環境建築研究所の落合俊也さんとの新築プロジェクトは、昨年11月の着工から3ケ月が経過し先日、気密性能試験を受けました。
結果は、1.0c㎡/㎡。
次世代省エネ基準での関東地区のC値の目標値は5.0c㎡/㎡ですので、中々悪くない数値でしょうか。
森林共生住宅の基本理念は、
高気密・高断熱という性能とともに、自然素材のもつ、調湿や通気性能をもった、健康で快適なすまいを目指しています。
ことばでいうことは簡単ですが、設計と現場の高い精度の仕事がなければ、実現は難しいです。
ことばでいうことは簡単ですが、設計と現場の高い精度の仕事がなければ、実現は難しいです。
そして、高気密な環境では、住空間の空気の質も大変重要であるはずです。
1/31のブログ・パンカビ実験でも、プラスチックの空間から悪いカビが発生し腐敗していく環境と、天然乾燥の杉材の環境がカビははやさず、発酵が進む。という違いは住環境にも言い換えられるのでは、お伝えしました。
気密が高く、内部の空気の質が悪ければ、病院の院内感染のような状況になる可能性も考えられます。
ビニールクロスや樹脂系の建材の内部環境では無く、天然素材の力のある素材の重要さが、人の健康や快適さに、大きな違いになるのではないでしょうか。