代沢・Bistroあおい食堂の加賀田京子さんと山梨・甲州市のつちころび、野草研究家の鶴岡舞子さんのコラボ企画に行ってきました。
最近とっても、とっても気になる野草
誰からも水も肥料ももらわず、自らの力で根を張り、芽をだし葉をつけ花や種となり、そして種を残す。
そんな野草の生命力を美味しく頂く機会を頂きました。
野草の力は計り知れません。人を助けてくれる薬効をもちますが、その多くは毒を持ちます。
長い年月をかけ、先人の多くの犠牲の上に、野草とうまく折り合うことを積み重ねてきたのでしょう。
それらの知恵って宝です。
その宝を一人でも多くの人に知ってもらいたい、と笑顔が一杯の鶴岡さんは、野草研究家の活動をされています。
そして今回は、食のプロ 加賀田京子さんの手にかかった野草たち。
鶴岡さんが山梨でハンティングした野草たちは、今まで経験したことのない味として、主役にもなり、またスパイス・調味料として、その存在感と脇役感が見事でした。
野草のワイルドさとシェフの繊細な感性の、完璧なマリア―ジュは、素敵です。
写真のお料理は、
グリルチキンにヨモギのファルシをロールして煮込んだもの。
3種の野草・ギシギシ・葛の新芽・イタドリが苦味・酸味、そして様々な食感がソースに絡み、驚きの美味しさでした!
次回が楽しみです!