先週3月5日の月舞台@八王子の見学お茶会は、予定よりも多くの方にお越し頂きました。
遠いところを、足を運んで頂きありがとうございました。
建築を検討されていらっしゃる方や建築士さんはもちろん、食・健康・文化のプランナー、ジャーナリスト・写真家。WEBデザイナー。野鳥の専門家。元獣医師で自らドックマッサージという分野を切り開いている女性や、ママさん企業家、そして、天然志向の「杉」との出会いから、難病を克服した高校生、そして映画プロデューサーなど等、多彩な顔ぶれの楽しいひと時となりました。
と言われる、めっぽう「型破り」な建築家です。
しかしながらこの空間は、何の違和感もなく、ひたすら「美しく、そして快適」
そして、ふと「建築の神髄」とはこういうものなんだろう。と、思いが至るような空間です。
「型破り」はその人柄だけではなく、月舞台そのものが「型破り」です。
建築基準法を超えた合法的な建築物であること。
東南には一切開口部がなく、西北に開口部をもちながら、全く違和感を感じないこと。
更には、目障りな音や外界の生活感が一切がなく、それでいて自然との繋がりを感じる極上の日常空間でもあります。
地熱という地球の体温や、温熱のしくみを巧みに取り入れ、そして職人の手仕事を何より大切にしています。
歌舞伎の世界の方は、「型があるから、型破り」とよく言われます。
基本の基本を極め、更に納得せずにとどまらず追求していく先には、無二の価値観が生まれるのでしょう。
縄文時代の竪穴式住居に想いが至る、そんな見学会でした。