311以来、自らの身を守ること。健康を保つことが本当に難しい時代となりました。
広島原爆の経験から、腸環境を良くしてくれる、麹が生きている味噌汁排毒効果のある、とミネラル等が豊かなごま塩を摂ることで、生き延びる知恵をしりました。
そして今や「腸活」がブームとなっていますが、発酵食品を摂ることが腸内環境を健やかにしてくれ、健康維持や美容にも、大変大切であることもわかりました。
食も住まいの環境も命を守り、健康を保つために、本当に賢明な選択が必要な時代です。
塩以外の調味料である味噌・醤油・みりん・酒・はすべて発酵食品で、 その源となる、アスペルギルスオリゼ菌は日本人が創りだした奇跡の麹菌です。
そして味噌も醤油も酒もすべて、杉樽・杉の蔵でつくられました。 杉樽・杉の蔵に住み着く微生物が、豊かな発酵食品を生み出す「ゆりかご」だったのではないでしょうか。
ヒトの命をつないでくれる微生物にとって良い環境になる“スギ”という存在をもっともっと見直すべきでしょう。
高温多湿・多様な生態系・豊かな森・山河・海の恵まれたこの日本の風土は、食・建築・工芸・民芸・道具などあらる分野で多様で豊かな文化を築いてきました。
その中ですまいづくりは、世界に誇れる日本の職人文化のひとつの結集です。
この文化を絶やすことなく、未来にもつなげることに少しでも携わることを誇りしたいと願います。
奇跡の星・地球。奇跡の国 日本だから。