私たちの会社のロゴは、みどりのはっぱ=自然・天然の、うずまき=循環の家。です。
このロゴは、会社を設立した2005年の春に㈱ウィトンズさんに作っていただきました。
担当の氏家さんは、この業界ではベテランの女性で、とにかく私の話を淡々と聞いてくれました。
「職人の仕事を大切に、森とつながり、持続可能な循環型のすまいづくりやリフォームをしていきたい。」という熱い想いを話したことを今でも覚えています。
そして、できあがってきたロゴがこれです。
その時は、胸から熱いものがこみあげてくるようなうれしさでした。
想いをカタチにするというのは、こういうことなのだなぁ。っと
そしてこのロゴは、なかなか評判もよく、「かわいい!」 「気持ちが伝わる」などと言っていただけます。
とある有名な海外のデザイナーさんにも、green sustainable house ! good design と言っていただいたこともあります。
googleでは、画像の類似検索というのがあるそうなので、ためしに調べてみましたが、残念ながら同じようなデザインはありませんでした。
「商標登録」をしたらっと薦められることもありましたが、することは無いでしょう。
私たちは小さな会社ですが、すまいづくりに対する想いは、オリジナルです。
その考えに多くの方に共感いただければ、それはたいへんうれしいことです。
今の世の中が、小さくても、想いや志をもって、真摯に何かを生み出すことの、
何からなんでもが、権利・利権やお金を稼ぐ手段になりすぎているような、息苦しさを感じます。もうすこし自由で互いを尊重しあうような社会を取り戻せないものでしょうか・・・
そして、天音堂のロゴタイプは、2011年新築を始めてからつくった屋号です。 天音という文字は 自然界で不自然な存在はすべて人間がつくるもの。 そして私には、「天」という字が、二本の突っ張り合う木に人という字が重なってみえました。
知り合いの娘さんの「あまね」ちゃんという優しい響きが忘れられず、そして天という字にこだわりがあり、天音堂という屋号にはいろんな意味をこめました。
その中で、天=宇宙や自然界に添った暮らしやすまいをつくりたい。
見えない存在や音にも謙虚な気持ちで、耳を澄ましたい。
反る木を組みわせて木を組んで住まいをつくるのが本物の大工の仕事。そんな意味もこめてみました。